不用品回収業者の見積もり料金の差異。
さて皆さんは大掃除等で出た大量の粗大ゴミや家電ゴミを専門の廃品物収集会社に処分を依頼したときに企業により処理費用のばらつきに驚かれた経験はありませんか?
今日は、サービス価格の違いの謎について説明しますので、ぜひ参考にして下さい。
各廃品収集業者には、それぞれストロングポイントとウィークポイントがあります。
例えば、稀なケースですが実店舗への直接の持込の場合すべての不用品を無料で引き取る会社があるとします。
そこに、10年以上前のDVDプレーヤー、テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫などの家電製品などを一台ずつ、ベッドやマットレスなの寝具、おもちゃ、食器、雑貨及びゴミが入った段ボール10箱分ぐらいを持っていったとします。
その場合、家電製品はまだ正常に動作し国内で需要がある場合にはリサイクル品として販売します。需要がないモデルなら海外に転売し、動作不良の品物に関しては海外に輸出するか解体してラジエーター等の価値のある部品だけ取り出す。違うコネクションを持っている別会社に格安で引き取ってもらうケースもあります。
寝具は自社で中古品として販売するか専門業者に転売、おもちゃ・食器・雑貨等も日本国内では価値が無い物でも発展途上国の業者と取引をして販売することが出来ます。
最後に残った無価値のゴミを自社で料金を支払って処分しても利益を生み出せる仕組みです。
このように強み(転売経路やコネクション)を多数保持している業者が相対的に回収料金が格安である傾向が見受けられます。
ただ中には、無償で引き取り違法に山や川に廃棄物を不法投棄し自然破壊をする悪徳会社もあります。反対に、違う事業で収益を出して格安又は無料回収は社会貢献の一環として行っている企業もあります。
確かに、この不況のご時勢いくらでも出費を抑制したい気持ちもわかりますが、価格だけに惑わされずに悪質な業者を見極めて誠実で優良な福岡の不用品処分・回収会社に依頼をしてもらえたら後々のトラブルも回避できると思います。